マルホ算盤の沿革 .......



曽祖父儀兵衛は、明治初年、商いのかたわら算盤材料の唐木の移入・販売をしておりました。先々代の堀江為右衛門の代になり、算盤の製造販売を始めました。明治31年創業当初から、伝統を受け継ぐため名工の養成に力を注ぎました。

マルホ算盤は「名人芸の優秀品」として全国の速算家からご愛顧承り、戦後珠算の興隆とともに、需要は年々増加してまいりました。
先代利治は昭和29年に工場を設立し、雲州算盤の質を維持しながら機械化に乗り出し量産をはかりました。安定した供給と廉価が実現し、好評を得ました。

近代化なった工場では、品質管理を厳正に行い、良い品を安く をモットーに、従業員一同精魂をこめて製作しております。

なにとぞ、末永いご愛顧をお願い致します。

代表取締役 糸原博厚